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サリン被害者の声

リカバリーサポートセンターの15周年パネルの大切な質疑応答が前段が盛りだくさんで、時間がなくなり、切れたので、切実な被害者の声を載せます。NPOとして可能な限り、質問に答えるよう対応はしてゆくつもりです。

RSCはhttp://www.rsc.or.jp/です。


今年になってから厚生労働省からサリン被害者のための健康手帳を返却せよという葉書が来ました。

現在、内科では使用していないが、めまい立ちくらみなどがよくあるため、これから先、また使うことがあると考える。

なぜ返却しなければならないのかわからない。返却したくないが、どう対応したらいいのか教えてください。

追加

入っている保険にサリン被害の話をしていない。いざという時、告知義務違反に問われるか?

(女性70歳)

目の焦点が合わず、本を読んだり映画を見たりすることが極めて困難な状況ですが、他にも同じ症状を抱えておられる人が多くいらっしゃることを知り、その原因が究明され、その対応法があるのかお尋ねしたいです。

又、湾岸戦争以降、米国では多くの兵士が同様の被害者になっており、日米協力して、このような被害者を救済することは考えられないのでしょうか?

(男性68歳)

サリンの被曝を体験した人が被爆をしていない人と較べて、この先、発症し易いと考えられる症状があれば教えてください。また、それらの症状を発生させないために、日常生活で気をつけた方が良いことがあればアドバイスをお願いします。

<質問の背景>

私はサリン被曝後4年目に、勤務先で突然に化学物質過敏症を発祥させました。当時はその病気に対する知識が全くありませんでした。そのため、なぜ、自分の具合が悪いのか、何に反応しているかも分からず、自分の精神が弱いことが原因なのだろうと自分を責めるほかに術がありませんでした。結果、症状がどんどん悪化し、約2年間は家から出ることが出来ず、寝たきりの生活を送るまでになってしまいました。その後、化学物質化敏捷と言う病気だったことを知り、治療に努め、なんとか日常生活を取り戻すことが出来ました。この病気について知っていれば、発症を避けることも出来たでしょうし、少なくとも、あれほど悪化せずに済んだだろうと思います。

化学物質過敏症に関する注意勧告と併せて、サリン被曝を経験した私たちへのアドバイスをお願いいたします。

(女性、52歳)

サリン殺人事件から早くも15年!
被害者として3月20日が来るたびに思い出します。現場に居合わせた者として、松本個人に対して、そして、その仲間を生み出した社会に対して、憤りを感じます。

もう一度、RSCの設立経緯、趣旨について心新たにするためにも、再認識の説明をして欲しい。サリン事件に関する団体がいくつあるのかは知らないが、被害者の会(代表高橋シズエさん)とRSCのかねあい(かかわり)は?

又、それぞれの性格の違いは?

RSCのこれからの展開は?

今、若者(20歳以下ぐらい)はサリン事件に対して知りません。5-6歳以下の子供か、生まれてもない。二度と起きない社会のためにも学校及び家庭、社会で風化させないように、これからの計画は何でしょう?

(男性60代)

サリン被害者として認識している医者がいつる病院にかかれる診察カードのようなものをもっと積極的に発行する様宣伝して欲しい。

(気の弱い人たちはなかなか積極的に申請しにくいが、一生続く後遺症なのだから)

(男性62歳)


◎カルテ保存期間が過ぎているため、治療証明に必要なデータが残っていないので、証明発行不可とのことですが、何か対策はないでしょうか?

◎当時の治療病院hが敗因で証明発行できないが、対応策はないか?

◎サリン薬物中毒の臨床データがないため、サリンの後遺症との因果関係証明不可とのことですが、何か対策はないでしょうか?

※上記問題点により現在治療中にもかかわらず、後遺症認定に足りる資料が揃っていません。

(男性76歳)

健康に関する情報交換が出来たらいいと思います。今後、こういった広域の道の事件がおきた場合、メディアではサポート情報をどのように告知していくか、携帯やインターネットなど多様なメディアの協力が永続的に行われる必要を感じますが、何か事件をきっかけに進歩したことはあるのでしょうか?自身など災害に関してはだいぶ進んでいる様に思います。

(女性53歳)

福島瑞穂さんは「たまたまXXXにいて」という話をされましたが、全ての人が被害に遭う可能性のある「テロ」がサリンとという「毒ガス兵器」によって、「国家が未然に防ぐ可能性」があったにも関わらず起こった大事件であると言うのに、ドメスティックバイオレンスと並列して犯罪被害者対策として語るのは、憤りを感じました。テロ被害者として認知し、特別の「テロ被害者立法」をすべきだと思います。福島大臣は問題の認識が浅すぎます。

また、生命保険に入れないと言う黒岩先生の情報もありましたが、この給付金で終わりにするというのでは一流の国家としてはあまりに恥ずかしいと思います。

誰もこんな国で暮らしたくはないのではないでしょうか?

(男性40代)

特に質問はいたしませんが、私の言いたいことはNHKのアンケートに書いたように給付金の請求をしたが、未だにお金はいただいていません。朝日新聞に出ていたのによると、現在、申請した5487人のうち、5003人に支給したとして、11ヶ月になりますが、まだです、今年、埼玉県より障害者手帳をいただきましたので、それを持って3月1日に県警の申請受付の所に行って、話してきました。そうしたら担当者が検討しましょうとの事でございました。

(男性69歳)

被害者の為の専門病院(治療)(カウンセラー)(心身状態)(ケア)?

今後の政府の救済給付金は?

オウム、アーレフ?

破防法に締め付けられて15年以上も監視?
死刑廃止なら終身刑に出来ないの?

修復的司法、法律、刑法、すれ違いしているのでは?空回りしていると思う?

破壊するの?

死刑執行されたの?

政府は解決できないの?

(男生40歳)

サリン事件が15年もかかることを疑問に思います。早期解決法が出来なかったのでしょうか?

(女性60歳代)

タイプアップ担当はさかはら。判読困難な文字もありましたが、可能な限り原文に忠実に掲載しています。
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司会者から一言…

今日のパネルイディスカッションの司会をした、RSC(リカバリーサポートセンター)理事の下村健一です。(http://twitter.com/ken1shimomura) 
パネラーの皆さんの発表が盛り沢山で、時間管理がしきれず、RSCの精神から言えばメインである筈の[質疑応答タイム]がごくわずかになってしまって、申し訳ありませんでした。
消化しきれなかった質問がここに即日アップされたことは、非常に意義があると思います。まだ回答掲載にまでは至りませんが、こうして質問を列挙するだけでも、「被害者の皆さんは15年たった今、何に悩んでいるのか」が浮かび上がります。一般の方もこれを読まれて、地下鉄サリン事件がまだ全く「済んだ出来事」ではないことを実感していただけたらと思います。

ご質問への回答【1】

★上記ご質問への回答、これから順次、RSC公式サイトの方に掲載してまいります。まずは、第1弾をアップいたしましたので、ご高覧ください。
⇒ http://www.rsc.or.jp/answer.html

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被害者の方へ

オウム事件の全てとは言いませんが一部にテクノロジー犯罪、電磁波犯罪組織が仕組んだ冤罪が含まれる可能性があるのではないかと考えています。
かつてオウムの修行に使われたヘッドギアによる脳波コントロールが実は衛星技術によるものであり、同じく一部信者へ衛星技術を使ったマインドコントロールが行われたと考えています。
つまり、宗教という特性を悪用しオウム真理教の考え方と流れを過激な方向へ導いたのが第三者であるテクノロジー犯罪、電磁波犯罪組織であると考えます。

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